うつ病の原因を知ろう|あなたに忍び寄る病魔

自分の心を観察する大切さ

女の人

意外と近くに潜む心の風邪

現代社会では、多くの人が多かれ少なかれそれぞれのストレスを抱えて生きています。そのような生活の中で今たくさんの人がうつという心の病気と向き合っています。それは他人事では決してありません。うつ病は、心の風邪、と呼ばれるほどです。この病気の原因はまだはっきりと解明されてはいない部分があり、その原因としていくつかがあげられています。大まかには、体の体調不良、ストレス、環境の変化によるものです。特に近年はストレス社会とも言われ、その重圧は様々な方面から人々に降りかかっています。その大半を占めるのが、やはり人間関係ではないでしょうか。さらに、携帯電話の急速な普及やSNSの広まりでコミュニケーション方法は一昔前と比べ各段に変化を遂げています。どこでもすぐに連絡が取れるという利便性がメリットである携帯電話ですが、逆の視点で捉えると、いつでもどこでも連絡を受けなくてはなりません。それがかえって精神的ストレス増加の一因になってしまっているケースが多く見受けられます。次に、環境の変化に伴うストレスとして意外な例もあります。一見、ストレスというと好ましくない状況から発生するイメージがありますが、仕事上の昇格や住居の変更などの良いこともうつ病になるきっかけとなるようです。しかしこのような病気にも、かかりやすい人のタイプがあります。よく言われるのが、真面目で責任感の強い人、周囲からの評価が高い人などです。これらの人は周囲をよく観察し自分がどうあるべきか、どうすれば円滑にいくかをよく考え、自分の許容量を超えるほど力を注いでしまい、結果としてバランスを崩してしまう傾向にあります。その特徴は、人として長所であるにも関わらず、気が付けば自分自身を追い詰めてしまう要因となってしまっています。もちろん原因はひとつだけではありません。日常生活の中に潜む様々なストレスが結果としてうつ病を発症させてしまうのです。では、この病気に対してどのように自分自身を守っていけばよいのでしょうか。まず予防としては、自分自身をよく観察することが大切です。心身が健康を保てるように、許容内でできることをすること、そして日頃から自分に合ったストレスを発散する方法をいくつか見つけておくのもよいでしょう。以上のことを注意しても、過度なストレスや環境の変化でうつ病を発症してしまうこともあります。そうなってしまったら、初期の段階で専門の医師を訪ねてきちんと相談することが重要です。医師の指示に従い、適切な治療を受けて改善していく必要があります。そして、発症してしまった根本的な原因を冷静に捉え、以後この病気の再発を防ぐ方法も考えるとよいでしょう。